改築で間取り変更はどの程度実現するの?

「壁を取り払って開放的に!」
「収納を増やしてスッキリ!」

リノベーションで間取り変更を考える時、ワクワクが止まりませんよね。

でも実は間取り変更は、自由自在にできるわけじゃないんです。

というのも家の構造上、どうしても動かせない壁があるから。

それが「耐力壁」。
耐力壁は地震や台風などの強い力から家を守る、いわば家の骨組みを支える重要な壁のことです。

例えば、「リビングを広げたくても、その壁が耐力壁だった…」なんてことも。

壁や柱を取り払うと建物の強度に影響を及ぼすため、構造を変更できない場合があります。
ただ状況によっては、壁の代わりに耐震性の高い梁や柱を使う方法もあります。

また耐震性以外の要素で間取り変更が難しいケースがあります。

それは配管、電気、ガスの問題。
間取り変更に伴い、これらの設備の再配置が必要になることがあります。
水回りや電気設備の配置変更が可能かどうか、配管や配線の取り回しによって制限されることもあります。

間取り変更の可能性を知るには、まず、自分の家の構造を理解することが大切。
築年数や構造によって、耐力壁の種類や位置も違いますから、不安な点や疑問点は、専門家に相談するのが一番。
プロの視点から、具体的なアドバイスをもらえます。

間取り変更をご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。

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